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論理チャネルを取得した後に発呼要求を相手局サブネットワーク層に送信し、次の状態へ移行する。処理フローを図4.2.3−6に示す。
(6)接続待ち状態
相手局サブネットワーク層からの呼確認を待っている状態。
・呼確認を受領した場合には、コネクション確立状態へ移行する。
・復旧要求を受領した場合には、呼切断状態(アイドル)へ移行する。処理フローを図4.2.3−7に示す。
(7)コネクション確立状態
コネクションが確立している状態で、取得した論理チャネルを使用してパケット送受信が可能となる状態。
・ハンドオフ起動があった場合には、コネクション維持状態へ移行する。
・相手局サブネットワーク層に対しリセット要求を送信した場合には、リセット状態へ移行する。
・VDL終了を選択した場合には、呼切断処理状態へ移行する。処理フローを図4.2.3.8に示す。
(8)コネクション維持状態
相手局サブネットワーク層に対しコネクション維持(ハンドオフ)のための発呼要求を送信し、その応答を待っている状態。
呼確認を受領した場合には、コネクション確立状態へ移行する。処理フローを図4.2.3−9に示す。
(9)リセット状態
相手局サブネットワーク層からのリセット確認を待っている状態。
リセット確認を受領した場合には、論理チャネル内のデータを初期化し、コネクション確立状態へ移行する。処理フローを図4.2.3−10に示す。
(10)呼切断処理状態
相手局サブネットワーク層に対し復旧要求を送信し、呼切断待ち状態に移行する。処理フローを図4.2.3−11に示す。
(11)呼切断待ち状態
相手局サブネットワーク層からの切断確認を待っている状態。
切断確認を受領した場合には、コネクションを切断し、呼切断状態(アイドル)へ移行する。処理フローを図4.2.3−12に示す。

 

 

 

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